AGEs(体内糖化度) について

AGEs(体内糖化度) について

今日は東京の感染者が120人を超えました。いよいよ第二波到来かと思います。

週末はいよいよ都知事選挙投票日もあります。僕は桜井誠推しですが皆さん誰がいいですか?

さて、今回はAGEs(最終糖化生成物)についてです。近年、炭水化物や糖分を取りすぎることによって、健康や美容に悪影響を及ぼす要因として「糖化の進行」が大きく注目されています。

糖は身体のエネルギー源として必要ですが、糖質の摂りすぎは身体や肌の老化を促進させます。
この糖化反応により、人間の身体の大部分を構成するタンパク質と糖質の結合に異常が生じた後にできるのがAGEs(最終糖化生成物)です。

「AGEs」とは?

そもそもAGEsとは、「Advanced Glycation Endproducts」の略称で、日本語では「最終糖化産物」になり
ます。タンパク質やアミノ酸といったアミノ基を持っている化合物と、糖分などのカルボニル基を持っている化合物が、相互反応を引き起こして生成されるものです。

例えば、肉などを焼いた時に色が変化してきつね色になっていく反応を「メイラード反応」と呼びます。
このメイラード反応によって起きる生成物がAGE sです。

メイラード反応は食べ物を焼いた時だけに出る反応ではなく、実は体内でも反応が起きています。
食事でたくさんの糖分を摂取すると、体内で構成されているタンパク質と結びついてしまい、メイラード反応を引き起こしてAGEsを発生させます。

AGEsが体内で増加すると、細胞を攻撃して老化を早めてしまうと言われている「活性酸素」を生じさせ、糖分とタンパク質が結合させたりすることで体内に構成されているタンパク質が本来の役割を果たせず、組織や細胞において様々な悪影響を及ぼしてしまう可能性もあります。

活性酸素の働きについては水素についての投稿を見ていただからばと思いますが、体を酸化させるものです。

AGEsと美容の関連性

体内でAGEsによる老化が進行していくと、臓器や血管だけでなく肌にも悪影響を及ぼしてしまいます。
AGEsは過剰に摂取した糖とタンパク質が結合することによって生成されるようで土台の役割を果たしているコラーゲンもタンパク質で構成されています。

つまり、過剰な糖とコラーゲンが結合して、AGEsが生成されると、同時にコラーゲンが減少するのです。
コラーゲンが減少すると真皮層で肌を支えきれなくなり、シワやたるみを引き起こしてしまいます。

また、AGEsは活性酸素の分泌にも関与しています。
活性酸素というのは細胞や組織を過剰に攻撃してしまう性質を持っています。

体内に存在すること自体悪いことではないのですが、過剰に分泌されると正常な細胞や組織までも攻撃し、老化を進行させてしまいます。

中でも活性酸素は肌にも大きく影響を与えてしまうため、エイジングケアには活性酸素を取り除く抗酸化物質を取り入れた商品が数多く販売されています。しかし、いくら活性酸素を取り除いたとしてもAGEsが過剰に蓄積された状態では、再び活性酸素も増加してしまうため、肌トラブルの根本的な改善にはなりません。

病気のリスクだけではなく、美容に対してもリスクがあるため、エイジングケアの観点からもAGEsをできるだけ増やさないようにしていく必要があると言えます。

AGEs(体内糖化度)検査の仕組み

では、ここからAGEs(体内糖化度)検査の仕組みについて見ていきましょう。

AGEs(体内糖化度)検査は光による測定のみで、血液を採取することなく簡単に測定することができます。
血液採取がないという面では、精神的な苦痛を感じることがないため、安心して測定できるのがメリットと言えるでしょう。

また、AGEs(体内糖化度)検査では手の指の側面を当てて測定します。
指の側面は、メラニン蓄積が非常に少ないことや、太い血管がないこともあり、より正確な測定値を出すことができます。

こうしたポイントを見ても、高い再現性を得るためには指の側面でAGEs検査をすることが望ましいのです。

前述した通りAGEs(体内糖化度)検査は、光センシングにおける測定を行います。

AGEsの中には、特定の励起光を照射することで蛍光を放出する性質を持っているものがあり、この性質を採用することでAGEs(体内糖化度)検査を可能にしているのです。

具体的には、指先を当てると、自動でレンズを通して光源から励起光を照射します。
それによって、「経皮蛍光」と呼ばれる光を指先から認識することができる仕組みです。

経皮蛍光は、体内を巡る血液中に存在するAGEsの1種を測定するために非常に役立つと言われています。
このように、独自開発された光センシング技術を採用することによって、時間をかけずにAGEs(体内糖化度)検査することができるのです。

血液採取の場合は、AGEsセンサを使用する際と比べると時間がかかりますし、精神的に苦痛を感じてしまう方も多いでしょう。

しかし、AGEs(体内糖化度)検査は老若男女問わず迅速で簡単な測定が行えます。
AGEs(体内糖化度)検査は、食生活・生活習慣・運動不足などが適切かどうかを把握する上でも現代人にとって必要な検査であるといえます。

 AGEs(体内糖化度)検査で分かること

AGEs(体内糖化度)検査では、体内にあるAGEsがどれほどあるのかを調べることができます。
通常、年齢を重ねていく中で体内のAGEs蓄積量は増加していくものの、バランスの良い食生活や適度な運動などといった健康的な生活習慣を送っている方の場合、量自体はそこまで多くなりません。

しかし、偏った食生活や運動不足、睡眠不足など、健康的ではない生活習慣を送っている方の場合、AGEsの蓄積量が急激に増加しているということが研究によって明らかになったのです。

そのため、AGEs(体内糖化度)検査を受けることによって、その人の生活習慣は本当に健康的かどうかが見えてきます。
また、AGEsは様々な病気との関連性があるとも言われており、病気の危険性が迫っていないかどうかもチェックできます。

例えば、動脈硬化やアルツハイマー病、心疾患、呼吸器系疾患、脳卒中、白内障、骨粗しょう症など、生活習慣とも関連性の高い病気のリスクがないかも知ることが可能です。

特に糖尿病や糖尿病予備群の方は、インシュリンがうまく機能しないことで血液中に糖がたくさん流れている状態になり、それによって血管壁に構成されているタンパク質や、血液中を流れる遊離アミノ酸などがメイラード反応を起こしてしまうことで血管の老化が進行し、動脈硬化などに発展してしまう恐れがあります。

糖尿病と診断され、現在治療を行っている方は、まだ薬によって血糖値を調整することも可能ですが、予備軍の方の場合は対処していないケースが多いため、糖尿病と並行して動脈硬化を発症するリスクが高まっている状態と言えます。

AGEs(体内糖化度)検査を実施することにより、糖尿病や糖尿病・生活習慣病などと関連した病気のリスクがないかを知ることも大切です。

体内にAGEsを蓄積させないためには?

AGEs蓄積は、身体の糖化を早める原因になると言われています。
身体の糖化が進むと老化が早まるとされており、加齢だけでなく、普段の食生活・生活習慣・運動によっても蓄積してしまう可能性があります。

特に、生活習慣病によってAGEsの増加が加速してしまうと、加齢による疾患リスクも高まることが明らかになっています。

AGEsは、前述したように糖とタンパク質が結合したもので、「最終糖化産物」と呼ばれており、例えば、加齢によるAGEsの蓄積で骨折や筋力低下・皮膚のシワ・たるみ・アルツハイマー病・臓器機能障害など全身に影響が出てきます。

こうした加齢に伴う疾患を発症させないためにも、日頃からAGEsを蓄積しないよう過ごしていくことが大切です。