水素について⑥(摂取量/1日の目安)

水素について⑥(摂取量/1日の目安)

梅雨入りしました。東京ではコロナ新規感染者が40人を超えたりでまた増えてきた感じがしますが「コロナ慣れ」してしまい、このまま第二波がきてしまわないか不安ですね。

さて今回は水素の摂取量についてです。ネットで検索しても、「何分を目安に水素を吸引すればいいか」「1日にどれくらいの水素水をとればいいか」など記載がなく、「とればとるほどいい」などという情報も目にします。今回は2012年に名古屋大学で行われた研究論文をご紹介します。

論文のタイトルは、「 Drinking hydrogen water and intermittent hydrogen gas exposure, but not lactulose or continuous hydrogen gas exposure, prevent 6-hydorxydopamine-induced Parkinson’s disease in rats」(水素水の飲用と断続した水素ガスの吸入はラットのパーキンソン病を抑制するが、ラクツロースや継続した水素ガスの吸入では効果があまり見られない)

ラクツロースは、私たちの消化酵素では分解できない糖で、分解されずに大腸へ到達しますので、腸内細菌の「餌」になります。そのため、ラクツロースを飲むと腸内細菌が増殖し、この腸内細菌が腸内で水素を発生させます。(また血液中のアンモニアを低下させる作用もあり)
この研究では、体内の全体の水素量よりも水素濃度の変化が大切だと結論づけています。

詳しくは上記ハイパーリンク先をみていただければと思いますが、実験内容としてへは以下の通りです。
・パーキンソン病(PD)のラットAに2%濃度の水素を15分間吸わせ、そのあとは45分室内の空気を普通に吸わせた。また別のラットBに同濃度の水素ガスを24時間吸わせた。ラットCにはラクツロースを与えた。
・水素ガスは2.0ppmのもの、ラクツロースは製薬会社のものを使用
・上記それぞれのラットに4週間の30分間の時計回りの回転数(回転数が多いほど、PD値が強い)をカウントした結果、通常のPDラットが230回転平均だったのに対し、断続的に水素を吸わせたラットAは回転数が50回転と少なかった。ラットBCにおいてはAよりも若干劣る結果だった。

上記の結果より水素をずっと吸わせることよりも、断続的かつ濃度が高い水素を吸わせることが重要だという結論になったようです。

ネットで調べると、下記内容を推奨している企業が2つありましたが、やはり長時間ではなく
30~90分を断続的に吸う方法を推奨しております。

画像引用:http://www.suisonia.jp.net/product.html

また水素第一人者としてて知られる太田先生も
「99.9999%の水素ガスを1分間に300mL発生するのでしたら、30分-1時間を2回くらい吸うのをお薦めする」とし

(1)1分間に300 mL以上の水素ガスを発生すること。(2)水素ガスの純度は、99.9999%以上であること=電気分解には精製水を用いること。(3)電気機器としての安全性・耐久性が認証されていること。(4)使用保証時間は、4,000時間を越えること=1日6時間2年間)

(根拠)必要な水素ガスの発生量と注意点
どのくらいの濃度の水素ガスを吸入すれば有効かを計算してみます。今まで、多くの動物研究と臨床研究で使われてきた有効水素濃度は、1.2−4%です。私たちは、1分間に8リットルの空気を吸い、吐き出します。吸う時間と吐く時間の比率は1:2です。つまり20秒間で空気を吸い、40秒間で吐き出します。医療用のガスマスクを使う場合は別に考える必要がありますが、カニューレを使って水素ガスを吸入したいときは、20秒間で100%の水素ガスが96−320 mL(8,000 x 0.012 – 8,000 x 0.04)、1分間で288−960 mLの水素ガスの発生が必要になります。もちろん100%の水素ガスを直接吸入するわけではなく、空気も含めて吸入します。
水素は、4%以上では燃焼の可能性がありますので、火気厳禁、通気性を良くして吸入する必要があります。(以上引用元http://shigeo-ohta.com/topics171/)

としております。

さまざまな情報がでてきて論点がずれてきましたが、
・水素は30~90分を断続的に吸わせることで十分効果がある。
・健康度によって水素吸引時間や一日あたりの吸引回数を増やす必要がある。
→より具体化する必要あり。
・水素発生量は数ある中の論文から、1分間に300ml以上発生し、水素濃度は99.9999%が望ましい。

というのを自分なりの結論で終わりたいと思います。